淵野辺駅から徒歩15分、在日米軍施設のキャンプ淵野辺跡地に建つ映画保存拠点。 1986年に保存棟Ⅰ、2011年に保存棟Ⅱ、2014年に重要文化財用の保存棟Ⅲを整備し、低温・低湿の適切な保存体制を実現している。
2018年にフィルムセンターから国立映画アーカイブへ改組。「東京国立近代美術館フィルムセンター相模原分館」から現名称となった。
「長瀬記念ホール OZU」(310席)、「小ホール」(151席)の2つの上映ホール、7階には展示室を備える。 常時公開施設ではないものの、映画上映会や映画ポスター、機材の展覧会など、イベントの頻度は比較的高い。
収蔵能力増強のために計画された保存棟Ⅱは、第56回神奈川建築コンクール優秀賞、日本本建築学会関東支部神奈川支所長賞など数々の建築賞を受賞している。