松尾芭蕉が奥の細道の旅を結んだ地に建てられた全国初の紀行文学専門施設。 2012年に開館し、芭蕉の旅と思索を紹介する芭蕉館、幕末の先賢を紹介する先賢館、多目的な交流スペースを備えた観光・交流館の三館で構成されている。 敷地は芭蕉と親交のあった俳人・谷木因の邸跡。文化財として移築された小原鉄心の別荘や湧水の泉があり、歴史と文化を体感できる拠点となっている。
奥の細道
松尾芭蕉が1689年に弟子の河合曾良とともに江戸を出発し、東北・北陸を巡って岐阜・大垣に至るまでの約150日間、全行程約2400kmの旅を記録した紀行文。
各地の風景や人々との交流を俳句とともに綴り、日本文学史上屈指の紀行作品となっている。