伊東豊雄の設計による文化複合施設で、2015年に開館した。 市立中央図書館を核に、市民活動交流センター、多文化交流プラザなどを併設し、知と交流の拠点として機能している。
波打つ大屋根と木格子天井、11基のグローブ照明が象徴的な空間をつくり出し、建築作品として国内外で高く評価。 国際照明デザイナーズ協会のInternational Lighting Design Award(Award of Merit)や照明デザイン賞・最優秀賞、「Library of the Year」大賞等を受賞している。
開館以降、年間利用者数は100万人を超え、図書館の貸出冊数は旧館比で約7.5倍に増加した。
金華橋通りに面し、市庁舎や市民会館とともに都市の中心エリアを形成。 バスアクセスは、JR・名鉄岐阜駅から片道約10~15分、運賃230円程度で「岐阜市役所・メディアコスモス」または「市役所・メディアコスモス西」のバス停下車すぐ。
伊東豊雄
1941年生まれの建築家で、伊東豊雄建築設計事務所を主宰。自然や地域文化と調和した有機的デザインで知られ、せんだいメディアテーク、台中オペラハウスなどを設計。
2013年には建築界のノーベル賞とされるプリツカー賞を受賞した。現代日本を代表する建築家として高く評価されている。