| 竣工年 | 2004年 |
| 階数/高さ | 地上41階・地下5階(塔屋1階)/195m |
| 延べ床面積 | 106,483.88㎡ |
| 建築主 | 関電不動産(現・関電不動産開発)・関西電力 |
| 設計 | 日建設計・ニュージェック |
| 施工 | 竹中工務店・大林組・鴻池組・淺沼組・錢高組・奥村組 |
高さ195mの超高層オフィス棟で、関西電力の本店をはじめグループ各社が拠点を構える。 四つ橋筋から渡辺橋を渡った先、中之島3丁目の西寄りに立っており、中之島フェスティバルタワーが竣工するまではエリア随一の高さを誇っていた。
「効率経営の推進拠点」「社会との共感・共生の場」「環境共生のモデルビル」を計画コンセプトとし、無柱空間と大型吹き抜けを組み合わせた執務フロアや、公開空地やホールなどでそれを具体化。 堂島川の河川水を熱源とする地域冷暖房といった省エネルギー化の結果、一般的なオフィスビルと比べて一次エネルギー消費を大きく削減した。
こうした取り組みが評価され、JIA環境建築賞やサステナブル建築賞、日経ニューオフィス環境賞、電気設備学会賞、空気調和・衛生工学会特別賞「十年賞」など環境・設備分野の賞を多数受賞してきた。
近年はCASBEE-スマートウェルネスオフィス認証で健康性と環境性能の両方が最高評価Sランクとされ、働きやすさと環境配慮を両立させたモデルオフィスとして位置付けられている。
主な入居企業
| 企業名 | 概要 |
|---|---|
| 関西電力 | 電気事業を中心に、ガス供給や熱供給、通信事業など総合エネルギー事業を展開する中核企業で、関西電力グループ約100社を統括する持株的役割も担う。 |
| 関西電力送配電 | 一般送配電事業者として送電線・変電所・配電設備の建設・保守や系統運用を担い、再生可能エネルギーや分散電源を含めた電力ネットワークの安定供給を支える会社。 |
| 関電システムズ | 関西電力グループのIT・情報システムを一元的に担うSI企業で、料金計算や発電・送配電、間接業務システムなどの企画・開発・運用を通じてグループのDXとデジタル技術活用を推進する。 |








