| 竣工年 | 1983年 | 
| 階数/高さ | 地上5階・地下2階 | 
| 延べ床面積 | 13,211㎡ | 
| 建築主 | 建設省近畿地方建設局・国立文楽劇場 | 
| 設計 | 黒川紀章建築都市設計事務所 | 
| 施工 | 竹中工務店・錢高組 | 
1984年に開館した文楽専門の国立劇場。日本芸術文化振興会が運営している。 黒川紀章の設計で、竹矢来や唐破風を抽象化した意匠を外装に取り入れている。 客席は文楽劇場が753席、小ホールが159席。 公演形態に応じて出語り床や花道の設置に対応し、舞台機構を柔軟に運用している。
敷地は旧・大阪市立高津小学校跡地。 1990年に公共建築賞最優秀賞を受賞し、劇場建築としての完成度が評価されている。 最寄りは日本橋駅で、7号出口から徒歩1分となっている。
2025年の上演作品の一部
| 作品 | 会期 | 構成・備考 | 
|---|---|---|
| 仮名手本忠臣蔵 | 1/3~1/26 | 道行旅路の嫁入/雪転しの段/山科閑居の段(第2部) | 
| 義経千本桜(通し) | 4/5~4/30 | 仙洞御所・堀川御所/伏見稲荷・渡海屋・大物浦/道行初音旅・河連法眼館 | 
| 西遊記《完結篇》(夏休み文楽特別公演) | 7/19~8/12 | 流沙川/〈解説〉文楽ってなあに?/火焔山より芭蕉洞/祇園精舎 | 
| 曾根崎心中(爽秋文楽特別公演 C) | 9/6~10/14 | 生玉社前の段/天満屋の段/天神森の段 | 

