| 竣工年 | 1992年(増築1998年) | 
| 階数/高さ | 地上9階・地下2階 | 
| 延べ床面積 | 13,651.55㎡ | 
| 建築主 | 大成建設 | 
| 設計 | 大成建設(関西支店 一級建築士事務所) | 
| 施工 | 大成建設(関西支店) | 
大阪・船場エリア南部に立つ大成建設の関西中枢拠点で、関西支店の本拠が置かれている。 建物は1992年に第1期が完成し、1998年に第2期を増築した。新技術の実験・実証の場としても活用される。
2022年から2023年にかけてグリーン・リニューアルを実施。 外皮の高断熱化や高効率設備に加え、発電・遮熱・緑化を統合した「Line Cell」を設け、屋上でも太陽光発電を導入した。 各フロアには半屋外の「Inner Cell」を計画し、日射負荷を抑えつつABWやウェルネスに適した滞在空間を確保している。 これらの取組によりZEB Ready認証(BELS)を取得。企業の既存オフィスを低環境負荷でアップデートする実証例として評価されている。
大成建設
鹿島・清水・大林・竹中と並ぶ大手ゼネコンで、1873年創業。
建築・土木・開発・エンジニアリングを国内外で手がけ、超高層・病院・空港・トンネルなど大型案件に強い。
グループで不動産や運営事業も展開し、連結売上は1兆円規模。



