日本IBMによる「東西2大電算センター」構想の一環として1990年に完成したデータセンター。 データセンター専用ビルとしては当時の国内最大級。保守運用面においても利便性、セキュリティを大きく高めた設計だった。
大阪市が「テクノポート大阪計画」を推進していた咲洲コスモスクエア地区に位置する。 なお、日本IBM大阪事業所は2018年、大阪市西区の自社ビルから中之島フェスティバルタワー・ウエスト(大阪市北区)に移っている。
日本IBM「東西2大電算センター」構想
東西二極で冗長化を図る体制の通称。東の拠点は川崎のIBM Kawasaki Computer Center(1982年竣工)、西は大阪・南港の大阪南港電算センター(1990年竣工)で、相互バックアップの中核を担った。
現在もIBM Cloudの大阪リージョン開設など、東阪二拠点の運用思想を継承している。