写真1 大倉喜八郎は越後国新発田出身の実業家。大倉財閥の創設者で、大倉組商会を起こし、貿易・建設・ホテル・教育などへ事業を広げた。
| 竣工年 | 1927年 |
| 階数/高さ | 地上2階・地下1階 |
| 延べ床面積 | 1,948.13㎡ |
| 建築主 | 財団法人大倉集古館(現・公益財団法人大倉文化財団) |
| 設計 | 伊東忠太(改修・増築:谷口建築設計研究所・大成建設・森村設計) |
| 施工 | 大倉土木(現・大成建設)(改修・増築:大成建設) |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門2丁目10−3 周辺建物リスト |
実業家・大倉喜八郎が1902年に自邸内で開いた大倉美術館を前身とする私立美術館。 関東大震災で初代建物と陳列中の所蔵品を失ったが、伊東忠太の設計による耐震耐火の陳列館として1927年に竣工、1928年に再開館した。
建物は中国古典様式を基調とし、2階天井の龍、柱上部の幻獣、階段親柱の獅子など伊東忠太の建築に通じる装飾を残す。 1998年に国の登録有形文化財となった。
所蔵品は日本・東洋の美術工芸を中心に約2500件。 国宝3件、重要文化財13件、重要美術品44件を含み、常設では重要美術品「獅子」が展示される。
2014年からの保存再生工事が評価され、The Okura Tokyo/大倉集古館として第62回BCS賞、2022年日本建築学会作品選奨を受賞し、大倉集古館単体でも第32回BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞している。